Black box の科学
- Core Technology
Si ─ 4つの手を持つ元素
シリカを考える前に、
その中心にある元素“Si”を考える。
ケイ素(Si)は、地球上に広く存在する元素です。
人体にも存在し、特に骨や結合組織をはじめとした身体との関わりについて、現在もさまざまな研究が続けられています。
ケイ素(Si)は原子番号14。
4つの結合の手を持つ、四価の元素です。
私たちが着目しているのは、この“結びつく性質”。
単独で何かをするのではなく、周囲のさまざまな因子との関係によって、状態をつくっていく。
シリカナノコロイドを理解するうえで、この“四価”という性質は、ひとつの重要な入口です。
シリカナノコロイドと、
ケイ素を考える
Black boxが採用しているのは、オルトケイ酸由来のケイ素から生成された超微粒子のシリカナノコロイドです。
食品や水から摂取されたシリカの体内への吸収や、代謝を考える際には、吸収されるケイ素の形や状態を考える必要があります。
ここからは、既存の研究知見に基づき、「ケイ素」と身体との関係を見ていきます。
摂取されたケイ素の吸収について
口から飲料水や商品などを通じて摂取されたケイ素は、消化管から吸収され、血液によって全身の組織へ運ばれます。
体内に取り込まれたケイ素は、その後どうなるのでしょうか?
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1.口から摂取
飲料水・食品(穀物・野菜など)に含まれるシリカを摂取します。 -
2.消化管での変化と吸収
摂取されたケイ素のうち、可溶性のモノマー型オルトケイ酸は、消化管から比較的吸収されやすいことが報告されています。
※吸収されやすさは「存在する形」によって大きく異なります。研究でも、可溶性のモノマー型オルトケイ酸は消化管から比較的吸収されやすく、シリコンの化学形態・重合状態によって吸収率が異なることが示されている。(Jugdaohsingh et a l., 2 0 02; S ripanyakorn et a l., 2 0 09) -
3.腸から吸収、血液へ
吸収されたケイ素は血液中に入り、全身へ運ばれます。 -
4.全身の組織へ運ばれる
血液を通じて、全身のさまざまな組織や器官に運ばれます。
ケイ素と身体組織との関係
ここで、ケイ素と私たちの身体組織との関係を紐解いていきます。
口から摂取され、血液によって身体をめぐるケイ素は、私たちの身体とどのような関係があるのでしょうか?
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骨
骨は、カルシウムなどのミネラルと、コラーゲンを中心とする骨基質から構成されています。
ケイ素は骨や結合組織に存在し、骨形成や石灰化との関連が動物研究やヒトの観察研究などで検討されています。 -
軟骨・関節
軟骨は、コラーゲンやプロテオグリカンなどからなる細胞外マトリックスによって、弾力性やクッション性を保っています。
ケイ素は結合組織に存在することが知られ、コラーゲンや細胞外マトリックスとの関係が研究されています。 -
皮膚
皮膚の真皮は、コラーゲンやエラスチンなどの細胞外マトリックスによって構造が保たれています。
ケイ素と皮膚・結合組織との関係について、コラーゲンなどを含む組織構造の観点から研究されています。 -
血管
血管壁は、コラーゲンやエラスチンなどを含む細胞外マトリックスによって構造が支えられています。
ケイ素は大動脈などの結合組織にも存在することが報告され、その分布や組織との関係が研究されています。 -
髪・爪・結合組織
髪や爪は主にケラチンというタンパク質から構成されています。
ケイ素と毛髪・爪との関係については、組織中のケイ素や、毛髪・爪の性状との関連などの観点から研究されています。
大切なのは、
シリカだけを見ることではない。
水、ミネラル、タンパク質、細胞、界面、電荷。
身体の中では、ケイ素を始めとした無数の因子が互いに関わりながら存在しています。
私たちは、その関係性そのものを“コンディション”と呼んでいます。
整うということ
“整う”とは、
つながりが調和している状態。
一つの成分だけでは、全体を説明することはできません。
水があり、ミネラルがあり、界面があり、電荷があり、粒子が動き続ける。
それぞれが独立しているのではなく、互いに関係しながら、ひとつの状態をつくっています。
Black boxが考える“整う”とは、何かを足すことではありません。
それぞれが本来の状態で存在し、それぞれの関係性=コンディションが調和していること。
私たちは、その調和している環境をシリカナノコロイドというミクロの世界から考えています。
「状態」によって性質が異なるシリカ
違いは濃度ではなく、
「状態」と「働ける環境」
シリカは「量」だけではなく「状態」と「働ける環境」で、その価値が大きく変わります。
だから私たちは、“シリカをどれだけ入れるか”だけではなく、“シリカがどのような状態で存在しているか”を考えます。
Black boxのシリカナノコロイドは、「働きかける」のではなく、「働ける環境をつくる」ことを目指しています。
シリカの粒子サイズの変化が及ぼす影響
同じ元素でも、どのような形で存在するかによって、その性質は変わります。
シリカも同様に、粒子サイズが変わることで、表面特性や水中での分散状態も変化します。
Black boxは、その“状態”に着目しています。
Black boxが見ているのは、一つの数値ではありません。
それらが互いにどう関わり、どのような状態をつくっているのか。
粒子の大きさが変わることで関係してくる、分散状態、電荷、水、ミネラル、界面。
これらの状態が生体内でどのような意味を持つのか検証を続けています。
検証の詳しくはBlack box LABOの研究ページをご覧ください。
チンダル現象が示すこと
シリカナノコロイドとは、ミネラルの一種であるシリカ(二酸化ケイ素)をナノメートル単位(10億分の1メートル)の超微粒子にし、水中に安定して分散(コロイド化)させたものです。
本製品では、レーザー光の散乱によるチンダル現象を確認しています。
これは水中に光を散乱させる微粒子のシリカが存在していることを視覚的に示す現象で、比較した他の製品には見られない現象です。
シリカがナノコロイド化されていることで安定的に分散し、長時間その状態を維持していることが分かります。
では、口から摂取され血液によって身体をめぐるシリカが、ナノコロイド化されているということは、どういうことを示すのでしょうか。
「まだ、わかっていないことがある。」
体感を、問いへ。
問いを、検証へ。
検証を、科学へ。
シリカは、どれだけ摂ればいいのか。
どのような状態で存在すると、生体内でどのように振る舞うのか。
粒子径、電荷、分散状態、水やミネラルとの関係は、何を意味するのか。
すでに分かっていることがある。
まだ、分かっていないこともある。
だから私たちは、わかったことのように語るのではなく、問い、確かめ、検証していきます。